むくの里のはじまり
むくの里があるこの場所は、最寄りのスーパーまで車で45分。
周りを見渡せば、聞こえてくるのは川のせせらぎや鳥の声。
便利なお店もなく、あるのは豊かな自然だけです。
そんな場所で、むくの里を始めたのは私の父、悟さでした。
初めてこの土地を訪れた人は、
「こんな山奥で暮らせるの?」
と思うかもしれません。
けれど父は、
「住めば都、ここが好きなんだ。」
と話していました。
春には新緑が芽吹き、
夏には木陰を渡る涼しい風が吹き、
秋には山々が色づき、
冬には静かな雪景色が広がる。
自然とともに暮らす毎日の中には、都会では味わえない豊かさがあります。
父はこの場所の魅力をたくさんの人に知ってほしいという想いで、むくの里をつくりました。
特別な遊び場があるわけでも、
豪華な設備があるわけでもありません。
けれど、川の音を聞きながら過ごす時間や、木々の間から差し込む木漏れ日、夜空いっぱいの星たちは、この場所ならではの宝物です。
父が愛したこの景色を、これからも大切に守りながら、訪れてくださる皆さまにゆっくりとした時間を過ごしていただける場所であり続けたいと思います。
むくの里の始まりは、一人の「この場所が好きだ」という想いからでした。
そしてその想いは、今も変わらずこの場所に息づいています。
父、悟さの想いを受け継ぎながら、これからもむくの里を守っていきます。